「ボーダーランズ3」は、ハクスラ要素とFPSを融合させた人気シリーズのナンバリングタイトルとして、2019年に発売されました。前作「ボーダーランズ2」が非常に高い評価を得ていただけに、本作への期待も大きかったですが、その評価は賛否両論。「面白い!」という声がある一方で、「ボーダーランズ3はつまらない」といった感想もちらほら見かけます。
この記事では、なぜ「ボーダーランズ3がつまらない」と感じる意見があるのか、逆にどこが面白いと評価されているのか、様々な評価やレビューをまとめてご紹介します。
『ボーダーランズ3』はココが面白い!
まずは、『ボーダーランズ3』が多くのプレイヤーから支持されている理由、肯定的な評価を見ていきましょう。
中毒性抜群!銃撃戦とハクスラ要素が面白い!
『ボーダーランズ3』の核となるゲーム内容の銃撃戦とアイテム収集(ハクスラ)は、多くのプレイヤーから高く評価されています。移動アクションと射撃の感覚、そして「億」を超えるとも言われる膨大でユニークな武器の数々は、まさにシリーズの醍醐味です。
敵を倒してより良い性能の武器を探し求める、という中毒性の高いループ要素は健在で、プレイヤーを夢中にさせる大きな魅力となっています。
独特のビジュアルと探索しがいのある世界
カートゥーン調のグラフィックは健在で、前作までの舞台「パンドラ」だけでなく、複数の新しい惑星が登場し、それぞれが多様で美しい景観を持っています。
各惑星のマップは広大で、隅々まで探索すると宝箱や収集アイテム、隠し要素などがあり、ただ敵を倒すだけでなく、世界を隅々まで見て回る探索そのものが楽しい、という声も多いです。
進化した協力プレイも魅力的!
シリーズの大きな魅力である協力プレイも、『ボーダーランズ3』ではさらに進化しています。
- 敵やアイテムの位置を仲間に知らせる「ピンシステム」
- 戦利品をスムーズに分け合える機能
などが追加され、より快適に連携できるようになりました。
また、プレイヤー間のレベル差があっても一緒に楽しめる「レベルスケーリング機能」も搭載。レベルが違いすぎる友達とも気軽に遊べるようになったのは、嬉しいポイントです。
『ボーダーランズ3』が「つまらない」と言われている理由は?
一方で、「ボーダーランズ3はつまらない」という声も聞かれます。その理由として挙げられる、否定的な評価や批判点を見ていきましょう。
ストーリーとキャラクター
『ボーダーランズ3』に対する最も大きな批判の一つが、ストーリーとキャラクター描写です。メインストーリーが「退屈」、「ありきたり」だと感じるプレイヤーが多いようです。
- 敵役である「カリプソ・ツインズ」は魅力に欠けている
- 一部の仲間キャラクターも好感が持てない
- 過去作の重要キャラクターの扱いが唐突すぎると感じられる
など、物語面での不満の声が多いように感じました。
シリーズ作品と比較した目新しさの無さ
ゲームシステム自体は正統進化しているものの、前作から大きく変わるような革新的な要素が少ない、という指摘もあります。そのため、
- 「大型DLCのようだ」
- 「焼き直し感が強い」
といった声もあり、特にシリーズ経験者にとってはマンネリ感を覚えてしまうことがあるようです。
技術的問題やデザインで遊びにくいとの指摘も
発売当初は、バグやクラッシュ、音声の不具合、ロード時間の長さといった技術的な問題が多く報告され、快適なプレイを妨げる要因となっていました(現在はアップデートで多くが改善しています)。
また、マップが広大すぎる割に中身が薄いと感じるエリアがあったり、マップが立体的に複雑すぎて目的地にたどり着きにくい、ナビゲーションが不親切といった、デザインに関する不満や指摘も聞かれます。
探索の自由度は高いものの、迷いやすさがストレスになる場合もあるようです。
2025年現在、『ボーダーランズ3』の状況は?
発売から時間は経ちましたが、現在の『ボーダーランズ3』はどうなっているのでしょうか。
アップデートによる改善と現在のプレイ環境
前述の通り、『ボーダーランズ3』は発売後も継続的にアップデートが行われてきました。これにより、発売当初に指摘されていたバグや技術的な問題の多くは修正・改善されています。また、ゲームの利便性を向上させる機能(ジャンクアイテムの自動売却など)も追加されています。
まとめ
『ボーダーランズ3』は、特にハクスラ要素やシューターとしての完成度は高く評価されています。しかし、その一方で、ストーリーやキャラクター描写、革新性のなさについては批判的な意見が多く、これが「つまらない」と感じる主な理由となっています。
とはいえ、アップデートによって遊びやすさは向上しており、ハクスラ系シューターが好きで、フレンドとワイワイ楽しみたい、ストーリーはそこまで重視しないという方にとっては、今からでも十分に楽しめる作品と言えると思います。気になる方は是非チェックしてみてくださいね!