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今夏「CS:GO」が『Counter‐Strike 2』にアップグレード! 最新情報まとめ

遂にFPSゲームの金字塔とも呼ばれる「CS:GO」がアップグレード!本記事では、「CS:GO」の最新情報をお伝えしていきます。

CS:GO (Counter Strike:Global Offensive) とは

  • リリース:2012年
  • 運営会社:Valve Corporation
  • ジャンル:FPS

本作は、多くのFPSプレイヤーが通ったとされる名作ゲーム「CS (Counter Strike)」の続編にあたるシリーズ。現在FPSゲームで活躍している世界のプロ選手の中には『CS:GO』出身の人が沢山います。ちなみに現在ランクの高いプロチームに所属している日本のプロゲーマーの半分以上が『CS:GO』出身だと言われています。例として挙げるなら、昨年VCT(VALORANTの世界大会)にて快挙を果たしたZETA DIVISIONのLaz選手も『CS:GO』出身のプレイヤーです。

本作はそのゲーム性と競技性の高さから、11年という月日が経った現在でも絶大な人気を誇り、e-Sportsの競技タイトルの一つでもあります。

どんなゲーム?

基本的に5対5で行われ、プレイヤーはテロリスト側と特殊部隊側で分かれます。「人質救出」と「爆破」のメインコンテンツがあり、「人質救出」は人質救出側と救出を阻止する側、「爆破」は爆弾を設置する側と爆弾を解除する側に分かれて行われます。今人気のFPSゲーム、VALORANTのルールのベースになっています。

魅力

本作の面白いところは、とにかくプレイヤースキルが重要ということです。最近のFPSやTPSと異なり、特殊なアビリティが存在せず、銃や閃光弾といった典型的なものだけで行われます。そしてこのゲームが難しいとされる特徴でもある「ストッピング」。移動しながら撃つと銃弾が真っ直ぐ飛ばないため、移動方向と逆方向にキーを入力してストップして撃つという技術。言葉で言えば単純に思えますが、実際にやってみるとこれが結構難しいんです。 これを平然とやってのけ、エイム力、フリック、様々な要素を持ち合わせたプロたちはまさに「怪物」と言えるでしょう。

eスポーツタイトルとしてのCS:GO

現在ではSteamにて基本プレイ無料となっているこのゲームですが、ほぼ毎年のように大会が開催されています。日本での知名度はあまり高くありませんが、世界ではFPSゲームの中でもランキング上位に入るほど人気のタイトルです。2021年に開催された大会では賞金総額200万ドル(約2億2000万円)、優勝賞金は100万ドル(1億1000万円)という金額でした。他のタイトルと比べると少なく感じますが、『CS:GO』の大会総賞金額は140億円以上にまでのぼります。10年以上も愛されている本作は、世界で特に人気の高いeスポーツタイトルです。

Counter Strike 2

新たに発表されたCounter Strike 2は今年の夏に正式リリース予定。運営会社のValveは本作『Counter Strike 2』が、Counter-Strike史上最大の技術的飛躍が施され、今後数年間の新機能やアップデートを約束しています。

現在公開されている情報は少ないですが、リリース予定の夏にはすべての情報が公開予定になるとされています。その先駆けとして、一部の『CS:GO』プレイヤーを対象とした『Counter Strike 2』のテストプレイが開催。目的は全世界でのリリースに備え、ゲームでの問題点や不具合、新機能の評価などを調べるためです。

無料でアップグレード

『Counter Strike 2』は『CS:GO』から無料でアップグレードされる予定なので、購入する必要はありません。長年続いているFPSゲームということもあって、プレイヤーへの配慮が感じられますね。

安心してください、引き継がれます!

『Counter Strike 2』は新規タイトルではあるものの、『CS:GO』の超大型無料アップデートと言えるため、『CS:GO』で持っているアイテムやスキン、そのすべてがそのまま引き継がれます。

『Counter Strike 2』への進化

新たなゲームエンジン「Source 2」エンジンへと変更し、数多くの要素をアップグレード!現在公開されている新要素について紹介していきます。

スモークグレネード

環境に応じて様々な変化をみせるようになったスモークグレネード。そもそも初代『Counter-Strike』から『CS:GO』までは、スモークグレネードは外部からの影響を受けず、一定時間視界を遮り続けるというものでした。しかし新たなスモークグレネードは銃弾やHEグレネードなどの外部からの影響を受け、煙が吹き飛ばされるようになっています。

そして、従来のスモークグレネードと異なり容積を持った3Dオブジェクトとして処理されるようになりました。そのため、スモークが自然と広がるようになり、空間を埋め尽くす仕様になりました。それに加え、source 2 の照明とパーティクルシステムによって、水、爆発、炎、煙、マズルフラッシュ、弾道、衝撃エフェクトといった様々なエフェクトと外観が一新されています。光の当たり具合が変化し、よりリアリスティックなスモークへと進化しました。

ティックレートの改善、サブティック更新
ティックレートとは、ゲームのサーバーがプレイヤーの入力や状態の変化を処理する頻度を指します。CS:GOでは時折、プレイヤーの入力とティックの間にあるわずかな差で、狙った着弾地点と違う場所に弾が飛んでいくという問題が生じていました。

こういった問題を解決するために『Counter Strike 2』ではサブティックアップデートが実施され、ティック間の行動がサーバー側に正確に反映されるようになっているそうです。

マップも進化
『Counter Strike 2』ではマップによってアップグレード内容が変わっています。

  • タッチストーンマップ

「Dust 2」などの伝統的なマップには一切変更を加えず、照明や視認性が改善。

  • アップグレードマップ

「Nuke」などのマップにはSource 2エンジンを盛り込み、背景やオブジェクトといったマップの一部のビジュアルが新しく。

  • フルオーバーホールマップ

「Overpass」などのマップは一から完全に再構築が施される。

ビジュアル

『Counter-Strike 2』では、従来のビジュアルとは異なり、はっきりとわかりやすくなるように再設計されています。遠くからでも銃弾の衝撃が確認できるようになり、どの方向から撃たれたのか分かる血痕など、マップを移動する際に重要となる多くの情報が得られます。

UIの改良

UIが全面的に見直され、新しい視覚効果が全体的に追加されています。そのため、先ほど紹介したビジュアルだけでなく、プレイヤーにとって重要なゲームステータスがより分かりやすくなりました

より立体的で高精度のオーディオ

FPSの中でも特に重要とされている要素のサウンドが、新作では物理的な環境をより正確に反映し、ゲーム状況をより鮮明に表現できるように改良されています。プレイヤーにとってより快適なゲームプレイを楽しめるようにサウンドのバランス調整も行われています。

最後に

今回は、今夏リリース予定の『Counter-Strike 2』について紹介しましたが、いかがでしたか。FPSの金字塔とも呼ばれている『Counter-Strike 』の新作には、まだまだ様々な新要素があるとされています。今後の新情報にも期待が高まりますね。

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