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世界中で大人気!カウンターストライクの世界

発売が開始されてから20年以上経つというのに、その人気は衰えるどころか、世界規模でますます盛り上がりを見せている『カウンターストライク』シリーズ。将来、オリンピックの公式種目になる日も近いと言われるeスポーツの世界においても、絶大な支持を得ています。

最近ではこうしたカウンターストライクに代表されるeスポーツも、CSGO Bettingなどを介して、スポーツベッティングの対象として楽しむことができるようになってきています。自分自身がプレイしなくても、リアルタイムで観戦者として楽しめるのがeスポーツの大きな特徴のひとつ。ここではもはやeスポーツのレジェンドとも称されるゲーム、カウンターストライクの魅力について迫ってみたいと思います。

FPSゲーム

『カウンターストライク』(Counter-Strike、略してCS)はValve Softwareから発売されている、対テロ特殊部隊とテロリストとの戦いをテーマにした対戦型ファーストパーソン・シューティングゲーム(略称:FPS)です。ちなみにFPSとは、シューティングゲームのジャンルの一つで、操作するキャラクター本人の視点(First-person)でゲーム内の世界・空間を移動し、遠隔武器や魔法などを用いて戦うことを特徴としたゲームです。日本語では「一人称視点シューティングゲーム」とも訳されており、基本的に画面に表示されるのはプレイヤーキャラクターの一部(腕など)と武器・道具のみとなっています。

ゲーム内容

プレイヤーはまずはじめに、カウンターテロリスト(特殊部隊)かテロリスト、どちらかのチームを選び、次に自分の好きなスキン(プレイヤーキャラクターの外見)を選択します。そして、ゲームがスタートすると所持金が与えられ、それを使って武器や弾薬、防具などを購入します。ゲーム内容としては、プレイヤーはマップごとに決められた目的を敵側より先に遂行するか、あるいは敵を全員を倒すかで勝敗が決まります。このようにゲームの内容はシンプルながら、世界中の多くのプレイヤーたちは複数のラウンドで戦い、爆弾の設置や解除、そしてバトルによるゲーム内通貨の獲得に夢中になるのです。

また、プレイヤーが操作できるゲーム内のキャラクターであるカウンターテロリスト側は、全て実在の特殊部隊(米海軍のSEALS、イギリス軍のSAS、ドイツ連邦警察局のGSG-9、フランス軍のGIGNなど)をモデルに作られており、作品の世界観にリアルさを加えています。ちなみに、それに対してテロリスト側のキャラクターは全て架空のものとして設定されています。

さまざまなゲームモード

『カウンターストライク』シリーズの中でも、最も世界中でプレイされているのが 2012年8月にリリースされた『カウンターストライク:グローバルオフェンシブ』(CS: GO)です。その人気ぶりは凄まじく、2023年4月28日には、歴代最高となる同時接続数181万8773人を記録しました。こうした人気を後押ししているのが、さまざまなプレイモードだと言われています。

対戦

自分の成績が専用の階級で表され、同じくらいの実力の人と階級を上げるために戦うというモードです。大体の仕様は次に説明するカジュアルと同じですが、異なる点としては、

5人対5人が固定である、チーム入れ替えがある、途中退出で大きなペナルティがある、対戦時間が長い、などがあります。

カジュアル

気楽に遊びたいと思っているプレイヤーに適しているのがこのモードで、人数は最大16人対16人くらいになるため、一人ひとりのプレイにも責任がそれほどかからないため、ミスをしても他のプレイヤーに迷惑をかける心配がありません。ただし、対戦モードと同じように、一度倒されるとそのラウンドではもう復活ができません。

プレイヤーは爆破や人質確保を任務とするTR(テロリスト)と、爆破の阻止と人質の奪還を任務とするCT(カウンターテロリスト)に分かれてプレイします。また、それぞれ使える武器が違っていたり、倒されれば持っていた武器は落としたことになり、対してそうした落ちている武器を拾うこともできます。

また、対戦モードとの大きな違いは、お金の概念があることです。自分が持っているお金を使って、ゲーム内で武器を買うことができるのです。さらに、敵を倒したりラウンドが終了すれば所持金を増やすこともできます。

チームデスマッチ

FPSと聞いて、ほとんどの人がすぐに思い浮かべるのはこのモードなのではないでしょうか。やられてもすぐに復活することができたり、所持金も必要なく、自分の好きな武器を練習したり、マップを覚えたりするのにはちょうどいいモードとなっています。

途中退出も気楽ですし、仲間との連携もほとんど必要ないので、対人の中では一番遊びやすく、まだゲームになれていない初心者にも向いています。

他にも、WarGames(軍拡競争)モードや、爆破モード、2人対2人の少人数の対戦モードのWingmanなど、自分の好きなプレイスタイルによって選べるのも、このゲームがプレイヤーを惹きつけて離さない魅力のひとつなのかもしれません。

強さに不可欠なのはコミュニケーション能力

他のFPSゲームに比べても絶大な人気を誇るカウンターストライク。その要因の一つとして、プレイヤー同士やファンたちによる交流の多さがあると言われています。

特に、eスポーツの競技タイトルのひとつとして、世界中で大きな大会も開催されている『カウンターストライク:GO』では5人対5人のチーム戦を基本としており、チーム内でのコミュニケーションは欠かせません。

現在、『カウンターストライク:GO』大会での活躍するトップチームには、チームメイトのひとりひとりの能力や長所を活かしているチームや、お互いの欠点を補いあうチームなど、様々なタイプのトップチームが存在していますが、どんなチームであっても何よりも重要だと考えられているのがコミュニケーションなのです。

かつてTVゲームといえば一人で遊ぶもの、というイメージが強くありましたが、それも昔の話。多国籍なメンバーで形成されたチームも増えてきた現在、勝ち続けるには個人の技術だけでなく、コミュニケーション能力も必要とされる時代になったのです。

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