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話題のARスポーツ「HADO」とは?ルールや特徴、体験できる施設を紹介

皆さんはHADOというスポーツを聞いたことがありますか?日本のみならず、世界中で公式大会も開かれ、漫画の世界のようなバトルが行えるスポーツ。今回はそんな新感覚のARスポーツ「HADO」について紹介していきます。

そもそもARとは?

ARとは「Augmented Reality」の略で、現実を仮想的に拡張する技術のことを総じてそう呼びます。例として挙げるならば、スマホで映している画像にCGを重ねてしまえばあたかもCGが動いているように見える、それがARです。最近で言えば、「POKEMON GO」も、ポケモンがそこに居るかのようにできるのもARを使っているからです。そのため、カメラや特殊な機材が必要というわけでもなく、現在ではスマートフォンでもできます。

VRとの違い

最近発売されたばかりのPSVR2でもおなじみ「VR」と今回紹介している「AR」、何が違うのか。先ほども紹介した通り、ARは現実を拡張する技術のことです。現実世界を主体に、新しい画像やテキストの情報を加えて世界を「拡張」していきます。その反面「VR」は、仮想世界を主体とし「バーチャルな世界」でリアルに近い体験ができます。

テクノスポーツ/超人スポーツとは

テクノロジーを組み込むことを前提として作られたスポーツを指し、人間の身体能力を補綴・拡張するためにテクノロジーを使って楽しむといったスポーツです。2014年に超人スポーツ委員会、2015年に超人スポーツ協会設立、それから徐々にテクノスポーツ/超人スポーツの認知度は上昇してきています。

HADO

株式会社meleapが2016年に開発したテクノスポーツ。数ある競技のなかでも、HADOはテクノスポーツの公式種目として認定を受け、先駆け的な存在としてより多くの人にテクノスポーツを知ってもらうという役割も担っています。テクノロジーを使ったものが日々増えていく中で、様々なタイプのスポーツも増えています。eスポーツと共にテクノスポーツも、本格的なスポーツとして認められる日が近いのかもしれません。

HADOの特徴

HADOは先ほども紹介したAR(拡張現実)技術を使っているため、アニメで見るような技などを繰り出すことが可能になります。プレイヤーは頭にヘッドマウントディスプレイ、腕にはアームセンサーを装着し、決まった動作をすることによって技を発動させることができます。そしてトラッキング技術の開発により、プレイヤーの位置を瞬時に把握してCGの技をリアルタイムで出現可能に。そのおかげで、タイムラグなしで技を放てるので臨場感や爽快感がより高まりました。

HADOの種類

HADOには、全部で4種類の遊び方があります。

HADO Player VS Player

HADOの中で最も人気の種目で、世界中で公式大会が実施されています。ルールも簡単でわかり易く、指定されたフィールドの中で動き回りながら、お互いに技を出し合って勝敗を決めます。

HADO MONSTER BATTLE

こちらは、ゲームで言うところのボスレイドのような種目です。標的となるモンスターを相手に、仲間と協力しながらファイアーボールで攻撃し、制限時間内に倒すゲームになっています。相手の攻撃を見極め、チームワークを意識することでより効率的にモンスターを倒すことができます。

HADO SHOOT

この種目はノンストップで出てくるモンスターを複数のプレイヤーで倒していくゲーム。モンスターを倒すことでスコアが加算され、最終的にスコアが最も高かったプレイヤーが勝利となります。モンスターの他にも妨害アイテムが出てくる宝箱も登場するので、他のプレイヤーを妨害することも可能になっています。

HADO KART

名前の通りカートを使った種目になっており、プレイヤーはヘッドマウントディスプレイを装着した状態で運転するゲームになっています。

そしてHADO KARTには2種類のモードがあります。それが、COIN RUSHとGHOST BATTLEです。

COIN RUSH

このモードは、カートを操作しながらコースにちりばめられたコインを回収していくゲームです。最終的な勝者は、より多くコインを集めたプレイヤーの勝利となります。コースにはコインのほかにも爆弾が置いてあり、触れると爆弾が起動し、今まで取ったコインが散らばってしまっています。運転スキルも重要ですが、他のプレイヤーを爆弾に誘導するなど戦略性も重要になっています

GHOST BATT

こちらのモードでは、相手プレイヤーの背後に現れるゴーストを火の玉で撃ち、ポイントを獲得するゲームです。こちらが相手のゴーストを狙うように、こちらもまた相手にゴーストを狙われているため、ゴーストを撃たれないように気をつけながら、いかに火の玉を多く撃ってポイントを稼ぐかを考える必要があります。

HADO Player VS Player

HADOの種類について紹介しましたが、今回はそのなかでも世界で公式試合が行われているHADO Player VS Playerのルールを説明していきます。

HADO Player VS Playerは最大3対3の対人戦。試合時間は80秒で、相手にダメージを与えることで入るポイントをより多く獲得したチームの勝利となります。プレイヤーはそれぞれ4つのライフを持っており、ライフを4つ全て削られたプレイヤーは一定時間の間待つことで試合に復帰することができます。

攻撃

腕を前に突き出すことで出せるエナジーボールで攻撃することで、相手のライフを削ることができます。エナジーボールを放つためには、腕を真上に掲げてエネルギーを貯める必要があります。最大で5初分貯めることができますが、その分時間もかかるため攻撃頻度と貯めのバランスが重要になってきます。

防御

試合では攻撃だけでなく、防御も重要になってきます。防御技は腕をしたから上に振り上げる動きでシールドを張ることが可能。シールドは味方で共有されるため、味方が出したシールドで他のチームメンバーも守られます。シールドの後ろから攻撃を放つ事もできますが、1試合につき最大3回しかシールドは使えないため、使う場面を考慮する必要があります。

動き回る重要性

決められたフィールド内で行われるこの競技、止まっていればただの的になってしまいます。そのため動き回りながら相手の攻撃を避けることも重要になります。しゃがんだり、ジャンプしたりと、シールドを使わずに相手の攻撃から身を守るための方法こそが「回避」です。

スキルポイント

試合を白熱させるための要素として、RPGではおなじみのスキルポイントが存在します。1人10ポイントのスキルポイントが与えられ、試合前に4つの特性に割り振ることができます。初期段階では自動的に4つの特性に1ポイントずつ割り振られるので、残りの6ポイントを決める必要があります。

  • エナジーボールの速さ
  • エナジーボールの大きさ
  • エネルギーが貯まる速さ
  • シールドの耐久力

スキルポイントをどの特性に割り振るかによって、攻撃特化、バランス型、防御型など、味方と話し合いながら役割を決めるのが重要になってきます。

HADO 体験できる場所

HADO 体験できる場所は日本のみならず国内外に多数存在しています。

日本でHADO 体験できる場所は:

  • 東京都のFUTSAL POINT 両国インドアFコート
  • マグレブエスト
  • VREX新宿
  • 神奈川県のTHE 3RD PLANET 横浜本店
  • 愛知県のウェルネススクエア新栄
  • トランポリンパーク JUMP大高
  • 大阪府のVS PARK
  • 香川県のレオマワールド
  • 長崎県のハウステンボス

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