みなさん、スキンベット(スキン賭博)って聞いたことありますか?
Apex Legendsやフォートナイト、コールオブデューティ(COD)などでスキンがありますよね。ゲームの能力が強くなるわけではないですが、お気に入りのスキンでゲームするとやっぱりテンションがあがりますよね!
そんなゲームの『スキン』ですが、実はこれを賭けることができるんです。
スキンベットとは、ゲーム内で獲得したり購入したりした仮想アイテム(スキン)を、まるで現金のように使ってギャンブルを楽しむことなんです。特にカウンターストライク2(CS2)では、数百万円規模の取引が日常的に行われており、多くのプレイヤーが参加しています。
スキンベットはカウンターストライク2で人気
スキンベットが最初に注目を集めたのは、Valveが開発したFPSゲーム『カウンターストライク:グローバルオフェンシブ(CS:GO)』でした。現在は続編の『カウンターストライク2(CS2)』でも、スキン賭博が人気となっています。
なぜCS2でスキンベットが人気なのか?
実は、スキンの売買ができないとスキンベットはできないんです。
ApexやCOD、フォートナイトではスキンの売買はできませんが、一方で、CS2では、公式でスキンの売買ができます。
だからこそ、スキンの売買ができるCS2ではスキンベットもできる、というわけですね。
ちなみに、スキン賭博については開発元のValveは認めておらず、Steamの利用規約にもギャンブル行為の禁止を明記していますので、注意が必要です。
スキンベットをするゲームの内容は?
では、賭けるのはゲームのスキンだとして、どうやって勝敗を決めるのでしょうか?
スキンベットでは、様々な種類のゲームや賭けの対象があります!
eスポーツの試合結果予想
CS2のプロ選手やプロチームの試合結果に賭けることは、スキンベットの中でも特に人気の高い楽しみ方です。YouTubeやTwitchで配信される試合をリアルタイムで観戦しながら賭けを楽しみ、勝利チームを予想してスキンを賭けることができます。
1対1のバトル
プレイヤー同士が直接対戦し、勝者が両方のスキンを獲得するシステムです。試合中は賭けられたスキンがSteamライブラリからロックされ、勝負が決まると勝者のライブラリに移動します!
スキン賭博はオンラインカジノでも
現在、多くのスキンベットはオンラインカジノプラットフォームでも行われています。より手軽に楽しめるカジノスタイルのゲームが豊富に用意されていますね。
例えば、コインフリップはシンプルな二択の賭けで初心者でも気軽に参加でき、ジャックポットでは複数のプレイヤーが参加する大規模な賭けで一攫千金を狙うことができます。次々と新しいオンラインカジノがオープンしていますが、スキンベットに対応したカジノも増えています!
スキン賭博は違法?
賭博とつくので、スキンベットが違法じゃないか、気になりますが、実はかなり複雑で、地域によって異なります。
法的な問題点
- 年齢制限:サードパーティサイトには年齢確認システムがない場合が多い
- 規制の不備:多くのサイトが非公式で、安全規制が整備されていない
- 未成年者の参加:容易にアクセスできるため、多くの未成年者が参加している
- 日本では賭博罪または常習賭博罪 ・賭博場開張図利罪に該当する可能性も
Valveの対応
CS2とSteamの開発元であるValveは、スキンベットに対して厳しい姿勢を取っています!
- 2016年に23のスキンギャンブリングサイトに停止命令を送付
- Steamの利用規約では「商用利用・賭博」を禁止
まとめ
日本では、馴染みのない人がほとんどだと思いますが、スキンを賭けてゲームをして、負けたらスキンが没収されるスキンベットというものがあります。ベーゴマ遊びみたいな感じですね!
特にスキンベットが流行っているゲームは、カウンターストライク2です。ただし、開発会社のValveは反対の姿勢をとっています。
ちょっと気にはなりますけど、スキンベットを楽しむ時には、リスクもしっかり考えましょうね!